Kenのふらふら放浪日記

登山を中心に書いていきます。

西銀座ダイヤモンドコース(20170829~0831)③

3日目

前日の小屋の人の情報では晴れと言っておりましたが起きてみると・・・・・

ドンヨリとした曇りでした。

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朝食後に準備をしてさあ出発!

と玄関に行くと嫌な音がポタポタとしており外を見ると、予想外?の

雨がザーザー降ってきていました・・・・

 

ここでまず気持ちを削がれ、せっかくしまったカッパをザックより引っ張り出して着て

待っていて仕方ないので

 

5:50出発

雨の中をまずは双六小屋を目指して、三俣蓮華岳を目指して出発しましたが前日の10時間歩いた疲れが微妙に残っていてペースが上がらずにノッタリノッタリと登っていきます。

巻道という手もありますが意外とアップダウンがあるので、三俣蓮華岳に上がって稜線コースを選択(稜線コースの方が、晴れていれば景色がいいし、何より雷鳥を見れる機会があるので曇っていてもこっちのほうがいいかも?)

 

三俣蓮華岳の手前で少し花が残って居る場所

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何枚か撮ったけど同じ花なので1枚だけ

 

6:40 三俣蓮華岳

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曇っていて何も見えませんが、雨は止んでおりここでカッパを脱ぎました。

ここで20分ほど他の人と喋ったりで休憩を取って疲労回復

この分岐点で私のように双六方面に向かう人はしばらく一緒ですが、黒部五郎、太郎平方面に向かう人に「またどこかで~」と別れを告げて出発、まさに分岐点

 

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山頂をすぎると、少しずつ雲が取れてきて

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笠ヶ岳

 

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双六岳方面

 

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黒部五郎岳

と見えだし多少テンションがアップしました。

 

ただ、残念なのは雷鳥の姿は今回発見できずに、飛んでいた雷鳥は見ましたが今回は写真に一枚も雷鳥を収められず・・・・・・

 

稜線コースの途中より中道に入りましたが、ここら辺よりペースが更に上がらずにちょっと悩みだしていました。

 

そんな中でも

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トリカブト

 

天気は好転していき

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槍ヶ岳があとちょっとで見えそうなくらいなので、双六岳に登ればよかった~と少し後悔、双六岳から見る槍ヶ岳をまだ見たことがなかったので今更ながらも行けばよかった。

 

8:56 双六小屋に到着

疲れていて、まずは小屋でピーチネクターを購入して一瞬で飲み干しました。

小屋前のベンチで休憩していて、脹脛に張りもあり下りはともかく登りはちょっと辛いかな?

9時過ぎているので、この時間から槍ヶ岳に向かっても槍ヶ岳山荘に着くのが14時でヒュッテ大槍まで行ったら、15時前には着けるかもしれないけど、最後の千丈沢乗越を登りきれるかなどと弱気に成ってしまい(今思えば、槍ヶ岳に向かえばよかった・・・・)

さらにこの日8/31は夜にサッカー代表戦(サウジアラビア戦)があるしなど・・・

心は下山に成ってしまいましたw

 

9:33 下山開始

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双六岳から新穂高までほぼ下りですが、最初の弓折乗越までは比較的アップが多くてシンドイですが、下るだけなのでとゆっくり進んで行きます。

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鷲羽岳も登りたかった。

 

途中見える槍ヶ岳に、行けばよかったかな~などと後悔しつつ

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でも、見える稜線を最後まで歩ききれるかな?などと考えていました。

歩けば大した事ないのですが、見ると長いのですよね~

 

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雲がなくなってる、やっぱり・・・・・・・・・・

など、何度も

 

 

11:25 鏡平山荘

ここで昼飯、牛丼を注文して完食

ここの名物はかき氷ですが、1回も食べたことないな~

昼飯後は、逆さ槍の見える池に

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残念ながら、槍穂は雲の中

 

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一瞬だけ槍の穂先が見えましたが、うまくカメラには収められませんでした。

ちょっとまってみましたが、これ以上は良くならずに下山を再開

 

小池新道をガシガシ下っていきます。

下りとは言えやっぱり疲れますが下るだけなので強引に下山後に入る温泉の事だけを考えて進んでいきます。

 

14:17 小池新道の入り口

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14:36 わさび平小屋

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ここでいつものようにそうめんを注文

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珍しくコカ・コーラ

ここまで降りてきてからのそうめんは格別です、普段ならそうめんは殆ど食べませんがここに着たらつい食べてしまいます。

 

あと1時間も林道を歩けば新穂高だからいいや~などゆっくりしてしまいました。

 

15:00 出発

新穂高に下る途中にあった、風穴が崩落しそうだからか?塞がれていたのを見たり、川を流れていったほうが楽そうだな・・・などとくだらない事を考えているうちに

 

15:57 新穂高の林道ゲートに到着

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ここまでくれば降りたと一緒と日帰り温泉の「中崎山荘」目指してロープウェイ駅経由でバスの時刻を確認してから17:55のバスがありそれに乗って帰れば松本には21時から22時の間には着けてあずさに乗って帰れるだろうと温泉に向かいゆっくりと3日分の汗を流してさっぱりしました。

 

↓これも10時間超えているので記録が途中で途切れています。

 
  • 活動時間活動時間10時間33分
  • 活動距離活動距離15.52km
  • 高低差高低差1,501m
  • 累積標高上り/下り累積標高上り/下り1,048m / 2,330m
  • スタート04:51
  • 57分
  • 三俣山荘05:48 - 05:50 (2分)
  • 2分
  • 水場05:52 - 05:55 (3分)
  • 46分
  • 三俣蓮華岳06:41 - 07:07 (26分)
  • 1時間49分
  • 双六小屋08:56 - 09:33 (37分)
  • 1時間51分
  • 鏡平山荘11:24 - 11:52 (28分)
  • 2時間44分
  • ワサビ平小屋14:36 - 14:38 (2分)
  • 19分
  • 水場14:57 - 14:57 (0分)
  • 27分
  • ゴール15:24

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰宅できてよかった~で終わる予定でしたが、今回は残念登山の締めが待っていました・・・・・・・

 

入浴後に17:55のバスを待って乗り込みなにげにバスの運転手に平湯から松本までの乗り継ぎを確認すると、平湯から松本行きのバスは17:50に終わってしまう。と・・・・・・

新穂高で悩んでいても仕方ないのでとりあえず平湯に向かいなんとかしようとバスに乗り、スマホでその他の可能性を探していると、

・高山行きの最終バスはあるけど高山に行ってもその後どうする?

新穂高に泊まる。←これが一番無難、ただ宿があるか?

・タクシーで松本(新島々駅)まで行く。

の三択しかなさそうでした。

平湯のバスターミナルに到着で、辺りは真っ暗「アルプス街道平湯」すら営業を終了して、バスターミナルの前になる宿泊案内所すら営業していない。

高山行きのバスは直ぐに出発で悩んでいる暇もなく、高山行きは諦めて

タクシーも1台もいないし、松本までの金額は17,000円で泊まったほうが安いと宿泊に決定!

同じバスに乗っていた方に、宿泊決まらねければキャンプ場に貸しテントがあるので案内しますよ、と言われていて最終的になければそこにお願いしようと思っていましたが、バスの中で泊まるならと少し検索していて、「ホテルひらゆの森」に電話をして宿泊できるか確認した所、空室があったので速攻で決定

夕飯なしで朝食付きで7,000円ちょっとでビジネスホテル感覚で泊まれる所で大助かりでした^^

 

 

翌日は天気もよく、ほんとそのまま槍ヶ岳に向かっていればよかったと久しぶりの大失敗?な山旅でした。

次回の山旅にいい事ありますように・・・・・・・・

と、10月1日にある大天荘の「日本一標高の高い芋煮会+ランプの夕べ」に行くために休みを奪ったので行こうと思っています。