Kenのふらふら放浪日記

登山を中心に書いていきます。

西銀座ダイヤモンドコース(20170829~0831)②

2日目

この日は長くなりそうなので朝食は頼まずにお弁当を2つ依頼して2つとも途中で食べるつもりでいましたが、起きてみると雨・・・・

 

4時に起床して4時半前には出る予定で前日に準備をしていましたが、日の出が5時過ぎとまだ真っ暗の中の雨だったので少し明るくなるまで待ってからの出発になりました。

お弁当の1つ目中華ちまきを自炊室で食べて時間を潰してからの出発となりました。

 

7:07 太郎平小屋を出発

雨は降っていましたが、多少明るくなりヘッデンはいらないくらいの明るさでした。

ただ、雨のためカメラはザックの中で写真は撮りませんでした。

 

まずは薬師沢との分岐を黒部五郎岳に向かい登っていきます。

カメラはザックの中でしたが、雨のため景色に期待しないで雷鳥に期待していましたが、全く気配がなし・・・・・・

 

しばらく登っては少し下りまた登るを繰り返しながら真っ白で景色のない中を進んで行きました。

晴れていればあまり間違えようのない道ですが、あたりが見えないために広めの道等はプロトレックのGPSを見ながら間違えないように進んでいきました。(間違えないと思うけどせっかくなのでw)

 

北ノ俣岳まで来ると周りは真っ白でしたが雨は上がっていたためにカメラを出してみました。

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景色はこんな感じで雲の中で何も見えないで苦行状態で歩いていきました。

静かで雨の降っている間は雨音と自分の出す音だけで良かったといえばよかったのですけどね~

 

期待していた雷鳥はここまでで登山道を横切るように滑空していく雷鳥を1匹見ただけでした。

 

この後も、何も景色の見えない中黙々と歩いて行きだけでした。

カメラは出してみたものの全く撮るものもなくいつも間にやら黒部五郎岳の登りに差し掛かっていました。

晴れていれば景色見ながら登れるのでいいですけど真っ白の中でのここの急な登りはきつかったです・・・・・

まだなのか・・・・と何回もGPSで居場所を確認してしました。

なんとか黒部五郎岳の山頂とカールの中への分岐点に差し掛かりこの時点で時間は10時を過ぎていたので真っ白で何も見えないだろう山頂を諦めてそのままカールへの道を進みました。

 

カールの中でもやっぱり辺りは白しろしろしろしろしろしろしろしろしろしろしろとつまらないだけでしたが徐々に雲が切れてきて少しカールの中が見えだしました。

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雲は取れてきましたが山頂は見えずで、そろそろ疲れてきていたので歩きながら、黒部五郎小屋に泊まってしまうか・・・などと悩んでいました。

 

11:58 黒部五郎小屋に到着

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ほぼ、12時だったのでここで太郎平小屋の弁当を食べて少し休憩

写真も撮らずに食べてしまったけど太郎平の押し寿司弁当はうまいです。

実はこれを食べるためにこのコースにしたと言っても過言ではありませんw

食べながら今後の予定を立てていました。

1.黒部五郎小屋に泊まり翌日は鷲羽岳に登って双六小屋に泊まり新穂高へ下山

2.三俣山荘まで行き、翌日槍ヶ岳に向かう

3.無理して双六小屋まで行って翌日は西鎌尾根

楽なのは1だけどまだ12時なので却下、3は疲れも出ていたのと無理していくと双六小屋に着くのが16時を過ぎそうなのでこれも却下、まあ消去法で2番の三俣山荘に向かうにしました。

これだと地図のコースタイムで2時間半(巻道コース)なので12時半に出ても15時頃には着く計算

予定通りに4時半に出ていれば双六小屋までかろうじて16時前には着けただろうけど雨の中の行動で余計疲れたのもありますし、天候ばかりは仕方ないです。

 

そんなわけで出発、黒部五郎小屋からの最初の急登とさらに雨の後で新しく出来た?巻道は泥濘んでいて体力を奪われそれでも進まなければ宿泊地には着かないのでゆっくりゆっくり登っていきました。

 

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振り返って景色を見て頑張ろう!としてもこの有様・・・・・・・

 

それでも、登っていくに従って雲が取れだして

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今日の朝に出発した太郎平小屋が遠くに見えだしたり

 

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今回は行く予定はなかったですが雲ノ平山荘も見えて徐々に景色が良くなってきました。

 

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山頂と巻道の分岐点、30分違いなので山頂に行ってもいいのですが、明日通る予定なので巻道へ

 

巻道を降りて、また登るとそこには

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三俣山荘と鷲羽岳鷲羽岳は山頂に雲がかかっていましたがまあまあの景色

ホントは鷲羽岳も久しぶりに登りたいのですけどね~

晴れていれば鷲羽岳の山頂からの景色が確か360°人工物は山小屋だけの大景色が見えたはずなのでいつも行こうと思っているのですが、この数年何故かここら辺に来ると天候が良くなく裏銀座や雲の平からでも黒部の源流経由コースしか通っていないのですよね、来年こそは鷲羽岳を中心とした目標を立てようかな?

 

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下りの途中の雪渓

ここを抜ければ山荘まで後ちょっとのはずが見えているけど意外と長いです・・・・・

 

あとでまとめてアップする予定ですが、プロトレックの電池はこの手前の巻道で息絶えてログを取っていません。。。。。。。。

 

15:05 三俣山荘に到着

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チェックインを済ませると、15時半までならコーヒーが頼めるとの事だったので速攻で喫茶ルームへw

 

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コーヒーだけのつもりが、ついケーキセットを・・・・・・w

 

疲れた体にコーヒーとケーキの甘さが染み渡ります^^

この時点から、この小屋では周りの人と話したりして楽しく過ぎしていました。

 

 

17時には夕食

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ここの名物ジビエシチュー

北アルプスの鹿ではなく南アルプスの鹿だそうです。

北アルプスはまだ、南アルプスほど鹿の被害が出ていないそうですが、丹沢や奥秩父の方が被害が酷いのでなんとか減らせないものですかね。

 

食後はここでも大天荘のように食堂(喫茶ルーム)でランプを灯して談話室と使えたので食事中から飲んでいましたが同じテーブルの人と飲み会の始まりでしたw

途中からガイドできていた人も加わって燕山荘辺りのネタで盛り上がっていました。

楽しい夜で飲みすぎて今回の山行はここで満足してしまった~w

 

明日の天気は晴れとの情報で(この小屋は電波が入らないので情報を見れなかったので

小屋の人情報)したのでこれなら槍ヶ岳を目指せるかな?などと思いながら寝床に入りました。

 

今回の記録は途中までです。

  • スタート05:07
  • -
  • 太郎平小屋13:32 - 05:08 (15時間36分)
  • 4分
  • 太郎山05:12 - 05:16 (4分)
  • 1時間35分
  • 北ノ俣岳(上ノ岳)06:51 - 07:05 (14分)
  • 33分
  • 赤木岳07:38 - 07:42 (4分)
  • 40分
  • 中俣乗越08:22 - 08:25 (3分)
  • 2時間16分
  • 水場10:41 - 10:42 (1分)
  • 1時間16分
  • 黒部五郎小屋11:58 - 12:27 (29分)