雷鳥天国(20190710~14)③
3日目
朝起きると雨が降っており回復するなら槍ヶ岳方面に行きヒュッテ大槍まで行こうと思っておりましたが朝食後も回復せずに下山という選択も考えましたが、荷揚げがうまく行っていないという事で予約なくても食事が大丈夫かと確認した所大丈夫という事でしたので停滞を選択して連泊しました。
雨が降ったり止んだりしていてしばらくは雨の合間を縫って小屋の周りを散策
景色は全く見えないですけど雷鳥探しです。
イワヒバリ
キバナシャクナゲ(白いのになぜ黄色?)
何回かぷらぷら出たり入ったりしているうちに遂に遭遇
ひな!
そして周りを見渡すと
親鳥も発見!
親+雛が6匹の7匹を確認
コッチに寄ってくる~
お披露目してくれているかのように・・・・・
満足したのか別の方向に、うまく雛を誘導して連れて行きます。
テン場の真ん中の少し高くなった所に陣取り
雛が母親の下に潜り込みます。
しばらくして全く動く気配がないので小屋に戻って小屋の人に近くに雷鳥の親子がいることを報告してから戻るとまた移動開始していました。
しばらく小屋の方などにて餌をついばみながらハイマツに入っていったのでこの家族はここで終了。
部屋に戻り(個室を借りていました)部屋の窓からぽぉ~と外を見ていると遠くに雷鳥のシルエット
(これは外に出てから撮ったもの)
見ていると段々大天荘の前の小山の方に向かい
雛も必死に親鳥の後を追っていきます。
羽ばたいて何とか岩を登って親鳥を追ってます。
これ以上はと思い大天荘に戻りまたぽぉ~として時間を潰して昼ごはんにかき揚げそばを食べてから、このままボケているのもツマラナイので天気もある程度回復したので東大天井岳に向かってみました。
少し行くと早速雷鳥を発見
右の一番近い山が東大天井岳、意外と近いかな?
またまた雷鳥、これも子連れで近くに数匹いました。
常念岳が段々近くになってきますが今回は行きません!
またまたまた雷鳥、そろそろ珍しくなくなってきたw
この道は通っていて飽きを感じないくらいいい道で、右を見れば槍穂から上高地まで見えて最高です。
すごく近くまでいるのが気が付かなかったですが、雷鳥も慌てずにぽぉ~?としておりしばらくしてハイマツの中から雛の鳴き声が聞こえて探しに行くようにハイマツを覗いていました。
晴れていればもっと良かっただろうな・・・・・・
旧二俣小屋跡
廃道になっているニノ俣尾根との分岐付近から東大天井岳の山頂に登る道がありそこを登っていきます。
10分も登ると山頂
山頂から大天井岳方面
稜線の丁度真ん中に大天井岳があってカッコイイ!
そろそろもう一度行ってみたいな
大天荘に戻ります
行きにいたのと同じ家族かな?
もうちょっとで大天荘
ゆっくり行ったので2時間半ちょっとの散歩でしたが、雷鳥を2ダースくらい見れて最高でした^^
この後は雲が広がってきたのと連休前の金曜日なのに次から次へと人が登ってきてテン場は満員ではないけど平日ではありえないくらい張ってあったり、小屋も食事が2回になったりで混んでました。
私はゆっくりしていましたが・・・・・
槍ヶ岳方面に行っても良かったけど連泊してゆっくりするの楽しいかも
燕山荘に泊まって大天荘に2泊は楽すぎだけど^^;
その④に続きます。